2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
巷ではサッカーワールドカップ真っ盛りであるが、他のスポーツだってお休みしているわけじゃなく、アメリカではNBAが終了してもMLBとゴルフツアーが行われている。またイングランドではウィンブルドンテニスが始まった。そのNBAの楽しみのひとつが…
低予算で作られ、手っ取り早く稼げて資金回収が容易なホラー映画は本当に定期的に製作されている。自分で監督するものは大作ヅラする映画ばかりのマイケル・ベイも製作するのはホラー映画ばかりといっても過言じゃない。ロバート・ゼメキスもホラー専門プロ…
昨年に続いて今年も赤坂で米倉涼子主演の「シカゴ」が上演されている。昨年は米倉と和央ようかでロキシーとヴェルマを演じていたが、今年はブロードウェイでヴェルマを演じたアムラ=フェイ・ライトを招き、日本語でヴェルマを演じてもらっている。こんなこ…
キネマ旬報社発行のムック本「80年代カタログ」が今週発売になり、一部の80年代がストライクゾーンの年代の男子に響いている。年齢で言うと30歳半ば以上ですな。実はその年代に響く企画こそ集客&売り上げとしてもよいのだろう。本だけでなく新作映画も80年…
フジTVでいよいよ「踊る大捜査線3」の宣伝スポットが流され始めた。公開が7月3日ということなので、いよいよ1ヶ月を切ったということがよく分かるスポットだ。本広克行監督の近い位置にいる友人から先日『おととい完成したよ』と連絡あったよ、などと聞…
かつてアメリカ映画界は名だたる名プロデューサー達の手によって『夢の工場』という隆盛を誇っていた。ダリル・F・ザナック、デビッド・O・セルズニック、サミュエル・ゴールドウィン、ジャック・L・ワーナー、アーサー・フリード、アドルフ・ズーカー、…
今や社会現象化となり、多くの人に知られる存在になったAKB48、デヴューの頃には秋葉原で知られていればいいだろう、程度でしかなく、渋谷タワーレコードでのイベントでも『なんで渋谷?あっちでやってればいいんじゃないの?』が正直な感想であった。しかし…
阿佐ヶ谷ラピュタで岸田今日子特集上映としてかかっている「女の子箱より・夫が見た」を相変わらず若尾文子さん目当てに見に行く。増村保造監督の堂々たるメロドラマを堪能。先日の文芸座の特集上映ではもちろん増村&若尾としてのくくりでしたね。まあ、タ…
多分、日本の観客には分かりづらいと思ったのだろう「グリーン・ゾーン」の映画の始まる前に(始まるとは映画会社のロゴの前と言う意味)イラク戦争開始にまつわる『大量破壊兵器』云々〜、が出る。たとえ「ハートロッカー」がオスカー獲っても、作品として…
小説家池波正太郎氏は若い頃の自分にとっては、映画エッセイで触れる『作家』で、氏が描く文学そのものには興味が沸くことはなく、ひたすた映画評論家として捕らえるばかりだった(もちろん鬼平他、時代小説の大家とは知っていたが)。あれは、ヤマハホール…
仕事がら、映画の紹介の短文コメントを書くことがよくあるのだが、その時の自分の文章を読み返すと、実はその紹介しなければいけない作品自体の内容などにまったく触れていないことばかりである。要するに、その映画のバックボーンにある映画史的なものだっ…
ついこの間「武士道シックスティーン」で関心させられた成海璃子の、もうひとつの頑張る女子の青春映画、それが「書道ガールズ」だ。ぴあ満足度ランキングでも、5月14,15日封切り作品の中で、は第1位だ。ユニークなのは、実話の話がTVの朝の情報番組(ズー…
6月のスポーツはなんといってもNBAファイナル、今年もついに始まった。アメリカ国内に限っては南アフリカという彼方で行われるサッカーワールドカップより注目が集まっているだろう。今年の対戦はロサンジェルス・レイカーズVSボストン・セルティックスの名…
明日、6月4日から封切りの「SEXandtheCITY2」(以下SATC)を劇場で見るのがいささかシンドイので、ワーナーの試写室に潜り込んで見る。先週の完成披露の立ち見での追い返されのりベンジ。と言いながらそれほど見たい気持ちがあるというわけではないのですが…
かつて邦画各社には、それぞれのカラーがあり、東宝であったら社長シリーズに代表される喜劇映画や、快活明朗な青春映画(その代表が「若大将」ですね)。東映は時代劇と任侠映画などなど。もちろん、そればかりでないが観客へのアピールと言う点でそうした…