2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

祝!拡大公開「キック・アス」

「キック・アス」がプリント数を増やし、またデジタル上映館も増やし、公開規模を拡大となった。まあ、こうなることは公開前の盛り上がりを考えれば、想定内であるが、まずは喜ばしいところだ。アメリカ公開時の騒ぎを敏感に感じ取った若い世代(この世代の…

ソン・スンホンさんとセガールさん!

意外な面白さだった2本の映画のこと。1本はハリウッド映画の日本版リメイク「ゴースト もういちど抱きしめたい」。そもそもオリジナルのデミ・ムーア版(という言い方でいいのでしょうか)が公開された頃は、韓国の恋愛ものを総称する“韓流”というカテゴリー…

「リトル・ランボーズ」をようやく見た!

『主人公の少年がですね、ある日「ランボー」を見て衝撃を受ける訳ですね。それで友達と自分達でも「ランボー」の映画を撮ろうとする映画なんですが、これがいいんですよ』と聞いたのは何年前だったろう。そう聞かされた相手は、この「リトル・ランボーズ」…

映画のタイトル略すのやめませんか?

「世界の中心で、愛をさけぶ」というタイトルがいささか長いから略して「セカチュー」といつの間にか映画業界を中心にして言うようになった。その後も「いま、会いにゆきます」が「イマアイ」となり、共に認知されたあたりから映画のタイトルを無理やりにで…

遅ればせながらの「愛のむきだし」

池袋新文芸座の特集上映にて、ようやく「愛のむきだし」を見る。朝から凄まじい観客動員だ。これだったらもっと長期間の通常上映してもいいんじゃないかと思えるほどだ。DVDが発売になり、主演女優の満島ひかりが売れっ子になった、ようするに公開のその後が…

新作邦画を語ろう

今年も残すところ後1ヶ月を切ったが、全体の印象としては邦画優勢の年だったように思う。早々と発表となった映画賞の一部はやはり「悪人」と「告白」の対決といったところか。そこでもうすぐ公開される話題作、現在公開中の新作邦画について少しだけ…。様々…

「ノーウェアボーイ」を見て、エルヴィスを想う

今はほとんど言わなくなってしまったが、映画のジャンルに『伝記映画』というのがある。その伝記の中にさらに音楽アーティストの波乱万丈の人生を綴る的なものがある。古くはアル・ジョルスンの「ジョルスン物語」、ジェームス・スチュワートの代表作でもあ…