2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「おおかみこどもの雨と雪」はアニメじゃなくて映画でした。

スタジオ・ジブリが配給を請け負った「夜のとばりの物語」はフランスの素敵なアニメーションである。「アズールとアスマール」のミッシェル・オスロ監督が作った独特の世界観の影絵アニメだ。6つの短編のコンセプトは『愛は文化や形を越える』というもの。そ…

「るろうに剣心」は谷垣健治で見よう!

最初は、またまた日本の漫画の映画化だとしか思わず、キャストは魅力的であれど、それほど食指は動かなかったのは事実。「龍馬伝」で一躍有名になった大友啓史が、フリーの立場で監督した映画と言えども、キャストを見れば佐藤健も、香川照之も、青木崇高も…

賛否両論の「苦役列車」を楽しむ!

山下敦弘監督の「苦役列車」は、周りの意見を聞くと以外や『面白くない』『ダメだった』との意見が多かった。曰く原作が好きで、原作の貫太はこんなもんじゃないとか、主演俳優がカッコよすぎる、イメージが違うなどの意見で、逆に原作者の人気の高さを知ら…

今週の寅さん③ 第3作目「男はつらいよ フーテンの寅」

DVDの特典映像の予告編を見て驚いた!予告編を劇場で流す段階でのタイトルは、公開タイトルとなった「男はつらいよ フーテンの寅」ではなく、「続・続 男はつらいよ フーテンの寅」だった。これで何か納得。そう、なんで4作目のタイトルが「新」なのかなぁ、…

「アメイジング・スパイダーマン」が面白く感じた訳

そもそも、この映画の製作意図がよく分からないのだ。ついこの間サム・ライミ版の3部作が作られたばかりではないか。「ビギンズ」や「ファースト・ジェネレーション」のような前日譚的な物語ではなく、ピーター・パーカーという普通の少年が『蜘蛛男』になる…

「ダークナイト・ライジング」でIMAX初体験!

2回目の「ダークナイト・ライジング」を見にユナイテッド・シネマ豊島園に行く。1回目は丸の内ピカデリーの試写で、なんと確信犯的フィルム上映だった。それはそれで今となっては、何やら貴重な上映と思いはするものの、予告編で散々見させられたデジタル映…

「プリンセス・カイウラニ」でハワイ史を勉強!

まだ行ったことはないけど、ハワイが大好きである。身内が一生懸命フラをやっているせいもあるけど、それだけではなく、もっとずっと前から「ハワイの若大将」や「ブルー・ハワイ」といった映画から受けた、憧れの南の島という好印象からだろう。そして、こ…