2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新作、いろいろありますが・・・

結局、新作を見ておかなければ、という強迫観念にかられ劇場や試写に通わざるをえない。試写状がとどけばなんとか時間をやりくりしてスケジュールをたてる自分がいるのだ。2010年度の公開作品の中で印象に残っている作品は洋画では「インビクタス」「シ…

らくだ工務店「カラスの歩く速さ」

会社の同僚の計らいで、下北沢の駅前劇場というところで上演されている、らくだ工務店という劇団の「カラスの歩く速さ」を観劇する。平日の夜の回、満席のところ『ご招待』となってまことに恐縮である。こうした小劇団の演目は、初めてといっていいだろう。…

しんちゃんとコナン

毎年、このGWの時期になると2本のアニメ作品を楽しんでいる。いわずと知れた「クレヨンしんちゃん」と「名探偵コナン」のシリーズである。いわゆる「ガンダム」世代でもないし、999やヤマトもスルー、ましてや「エヴァ」ともなるとついていく気もない。こ…

市川雷蔵 賛!!

60年代後半から、ようやく東宝の日本映画を中心になんとか邦画にかじりついて来た者にとっては、50年代の映画黄金期から60年代前半までの、いわゆる映画が娯楽の王様だった頃の作品群はどうしても漏れ気味なものが多い。中でも時代劇はなかなか縁遠く…

その1点が許せるかどうかですよね

映画の評価は人それぞれ。そんなことは分かりきったことではあるが、それじゃ、その境目ってどこなんだろと考えてみる。自分の判断基準で受け入れられない映画の場合、どこを見たりしているのだろう・・・。そして思い当たったのが「その1点の描写が許せる…

3Dでハズレってあるの?

今や、洋画は3D頼みの興行ばかりであるが、見るほうにとっては2D上映より高い入場料が納得できるかどうか、ですよね。「スパイアニマルGフォース」も字幕2Dで見ればいいかと思いきや、完全吹き替え3Dのみの上映と来たもんだ。さて困った、はたして前売り…

原作は読んでおくかな・・・

逢坂剛の「さまよえる脳髄」を読み終える。なかなかのサイコサスペンスで、なんか海外ミステリーの味わいがありましたね。これって高島礼子で映画になっているやつですよね。ちゃんと見たことなくて、高島礼子のヌード場面が見たくて一応CSで放送されたもの…

画面の力がすべてでしょ

ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」の公開が始まり、新宿ピカデリーを覗くと、3D上映でのスクリーンはほぼ売り切れ状況だが、2Dは若干余裕があった。そして新宿ミラノ座を確認すると2Dのみの上映のため、『座れます』である。はたして「…

試写室あれこれ

東宝の試写室にて「名探偵コナン」の新作を楽しむ。でも今日は見た映画のことではなく、見た場所、そう試写室について。映画をかじり始めて誰しも思うこと、一刻も早く作品が見たい、それはすなわち映画会社の試写室にはいれるようになりたい、ということで…

大人の映画を・・・

フィルムセンターの『映画の中の日本文学』の特集上映で川島雄三の「花影」を見る。原作大岡庄平としての特集上映なのだが、まずびっくりするのが池内淳子の美しさだ。映画黄金期は、こういう美しい女性しか映画女優になれなかったのだと改めて実感してしま…

これもひとつの映画原体験

40歳以上の邦画好き男子なら、必ず1回は日活ロマンポルノを通過してるでしょ。71年の第1作は間に合わなかったけど高校生となった73年以降はかなり今はなき名画座通いで見たものです。銀座並木座、池袋文芸地下という名門どころから、新宿昭和館地下…

予告編には気をつけろ!

「誘拐ラプソディー」を予告編で見たとき、『お〜、列車から身代金を投げるか!』それって黒澤の「天国と地獄」じゃん!と勝手に期待を膨らませてしまった。誘拐と名前がつけば、それなりにサスペンスがあると勝手に思い込んでしまったが、実はこれオフビー…

忘れられない映画のために

いよいよブログをなどという大それたことを始めてしまった!でも、誰に見せるのでなく、ただ大好きな映画の名場面や、それにまつわる思い出の数々を忘れてしまわないためだけに始めようと思ったのです。本格的に映画を見始め早40年、記憶が鮮明な多感な時…