2010年度ベスト10です!
明けましておめでとうございます。
無事2011年が明けました。新年が明ければ、まずは恒例となる前年度のベスト10を語らなければならんでしょう。以下、個人的に選んだ洋画、邦画の2010年の新作映画ベスト10です。
洋画 邦画
1「トイストーリー3」 1「悪人」
2「インビクタス」 2「オカンの嫁入り」
3「ミック・マック」 3「最後の忠臣蔵」
4「Dr・パルナサスの鏡」 4「武士道シックスティーン」
5「ロビン・フッド」 5「キャタピラー」
6「ヒックとドラゴン」 6「君に届け」
7「オーケストラ」 7「武士の家計簿」
8「終着駅」 8「ちょんまげぷりん」
9「リトル・ランボーズ」 9「告白」
10「シャッター・アイランド」 10「孤高のメス」
正直、洋画の10本を選ぶのは苦労しましたな。2010年は邦画優勢の年だったと言えるでしょう。洋画はあと「怪盗グルーの月泥棒」(これは漏れて残念!)「ハート・ロッカー」と「アリス・イン・ワンダーランド」が印象に残ったぐらいで、好みでない「息もできない」などの韓国系は最初から外してしまうとそんなもんなのよ。
それに対し邦画は「食堂かたつむり」「花のあと」「時をかける少女」「アウトレイジ」「借りぐらしのアリエッティ」「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」「ふたたび」「ハナミズキ」と入れ替えても良い作品群がありましたな。
洋、邦ともに、やはり作り手たちのイマジネーション(監督、脚本、撮影などなど)がどれだけ見るこちらに響いたか、が選考の基準ということです。
ただ個人的に新作を頑張って追っかけたかというと、実はそうではなく邦画を中心としたいわゆる名画座通いに勤しんでしまった。遅ればせながら初めて劇場で見ることが出来たベスト10は以下(順不同です)としました。
・「瘋癲老人日記」(神保町シアター)
・「秋立ちぬ」(銀座シネパトス)
・「西鶴一代女」(渋谷シネマヴェーラ)
・「ライトスタッフ」(午前十時の映画祭)
・「手討」(角川シネマ新宿)
・「女の小箱より・夫が見た」(阿佐ヶ谷ラピュタ)
・「スイングホテル」(渋谷シネマヴェーラ)
・「朝やけの歌」(銀座シネパトス)
・「戦争を知らない子供たち」(渋谷シネマヴェーラ)
・「はつ恋」(銀座シネパトス)
と、以上のように欠けていた自分映画史のピースが少し埋められたかな、と思うぐらい頑張ってそれぞれにの名画座に通っていた。他にも「初めての旅」や「青い山脈」「続・青い山脈」のように再見の作品もあった。“昔の映画は良かったなぁ”と言うだけの老人の映画ファンにはなりたくないので、新作も見るが、やはり往年の名作をキチンと見た上で新作を語りたいので、2011年も名画座へ通うことをここに名言しましょう!!