スポーツ観戦が好きだなぁ

12チャンネルで放送の「世界卓球」を大いに楽しむ。サッカーにはさほど熱中しない。なぜなら日本のサッカーがつまらないから。しかし(もうすぐ始まる)ワールドカップは楽しめる。なぜなら世界レベルのプレーがそこにあるからでしょうね。

それに比べて、卓球は世界レベルで日本もちゃんと戦える実力があり、そこが本当に面白い展開を見せてくれる。野球やサッカーのようにプロスポーツではない分、日常的に見られないからよけいにこうした世界大会が楽しみになる。

実は卓球というスポーツでは、あの『スポーツ大国』アメリカもいささか分が悪く、主流はアジアとヨーロッパ。圧倒的に強いのは中国だが、ヨーロッパではドイツも強く、なんかアメリカの名前が出ないのが不思議で面白い。

よって、ハリウッド映画の題材には卓球はなりにくいという状況でもある。あれほどスポーツ映画を作るのが好きなハリウッドであるが、やはりアメリカ人大好きスポーツが優先され野球、アメフト、アイスホッケー、バスケットの4大プロスポーツがほとんど。「フォレスト・ガンプ」でCG使ったガンプのすっごい卓球シーンぐらいか?もちろん日本では「ピンポン」。

イーストウッドが「インビクタス」を作ってくれたが、ラグビーアメリカではマイナースポーツ。ゆえに素晴らしい出来であってもオスカーノミニーもなかった。あれがアメフトだったら絶対評価自体もアメリカで違っていたと今でも思いますよ。

球技以外でもっとも映画になるのがボクシングだね。見るのももちろん大好き。最強の格闘技はやはりボクシングでしょう。
漫画の題材にもなるボクシング。そのボクシング漫画の最高峰が「あしたのジョー」であることは間違いのないところ。

その「〜ジョー」がただいま実写で映画化撮影中とのこと。映画化自体が賛否両論だろうが、ジョー役が山下智久丹下段平香川照之はちょっと納得。しかし問題はボクシングシーンですよ。こればかりは曽利監督得意のCGで描くわけにはいくまい。またそんな特撮ボクシングシーンなんて成立しない。

市原隼人の「ボックス!」が魅力的なのは、ちゃんと役者本人がボクシングシーンを自ら演じきれているからだ。これがカット割りや特撮だったら興ざめだったろう。「〜ジョー」もそうである。力石役が誰だか分からないが、この二人の役者がきっちり『本当に』ボクシングを出来なきゃ、少なくとも私は絶対に認めないだろう、と思いながら楽しみに待っているのです。